Wix(ホームページ作成ツール)とは?
ネットビジネスでWEBサイトを作る場合に、WordPressの他にもWEBサイトを作成できるツールがあります。
今回ご紹介するのは、Wix(ウィックス)と言うツールです。
Wix(ウィックス)について簡単に説明します。
Wixは2006年に本社所在地テルアビブ (イスラエル)で設立されました。
Wixはドラッグ&ドロップのホームページ作成ツール。
無料版と有料版サービスを展開。
料版は独自ドメインの設定や広告非表示の選択ができ、プレミアムサポートが受けられます。
専門的な知識がなくても、クオリティの高いホームページを作成できるツールとして、世界中で人気が高まり、2017年現在でのユーザーは1億人を超えています。
2012年12月に日本語版がリリースされ、日本での利用者も増えているようです。
Wixのメリット
Wix(ウィックス)でWEBサイトを作るメリットとして、次のことが挙げられます。
メリット1.HTML・CSSの専門知識がなくてもページの作成可能
HTMLやCSSコードの知識が無くても、用意されているコンテンツをクリックするだけで、ページの作成が可能です。
マウスのドラッグ操作で追加した要素を自由に動かすことが出来ます。
メリット2.無料で作成できる
Wix(ウィックス)はメールアドレスで新規登録すれば、すぐに無料でホームページを作成できます。
無料のテンプレートを使用すれば、初期費用、月額費用もかかりません。
メリット3.動きのあるページが作れる
追加できる要素に、スライダーや画像ギャラリーがあります。
画像を入れ替えれば、画像を動きのあるように見せることが出来ます。
「アニメーション効果」という設定も出来ます。
専門技術がないと作成できない動きのあるサイトをマウス操作だけで作れます。
メリット4. デザインテンプレートが豊富
Wix(ウィックス)にはデザインテンプレートが豊富にあります。
業種や用途ごとのカテゴリーでテンプレートが分けられています。
パソコンとスマートフォンで見たときに、最適な状態で表示されるスマホ対応もされています。
メリット5. 機能が豊富
Wix(ウィックス)のホームページ編集ページに「アプリ」という項目があります。
この「アプリ」をクリックすると、簡単に自分のWEBサイトに組み込むことができます。
SNS連携、オンライン予約、チャットツール、ネットショップなどの機能が豊富です。
Wixのデメリット
Wix(ウィックス)を利用した場合のデメリットとしては次のようなことが挙げられます。
デメリット1.外資系のサービスで電話サポートがない。
Wix(ウィックス)は外資系(本社イスラエル)のサービスなので、英語、スペイン語、ポルトガル語の電話サポートはあります。
しかし、日本語の電話サポートはありません。
Wixで用意されている「よくある質問ページ」からトラブルの解決方法を調べなければなりません。
デメリット2.作成に時間が掛かる
操作は簡単ですが、まずはツールの使い方を覚える必要があります。
新しWEBサイトを完成させるまでには、それなりの時間必要です。
デメリット3.デザインを一度決めると変更出来ない
WEBサイトを作成する時、どのデザインテンプレートにするかを選びます。
WordPressでは、テーマを自由に変更出来ます。
しかし、WixではWEBサイトの作成するときに、一度テンプレートを決定したら途中にテンプレートの変更をしたくなっても変更は出来ません。
デメリット4.ビジネス使用なら有料になる
無料版では「独自ドメイン」が使えません。
「Wixの広告が埋め込まれている」といった制限があります。
一般の無料ブログと同様の仕様です。
制限を解除するには、有料版にする必要があります。
ビジネスで利用する場合は、有料版にする必要があります。
デメリット5.バックアップ機能がない
Wix(ウィックス)にはバックアップ機能がありません。
Wixから別のサービスへ移行する際等には、Wixで作成したページを手動でバックアップして複製しておく必要があります。
WordPress等で作ったデータを、Wixに取り込むことは出来ません。
基本的にサービスの乗り換え時のデータ移行は出来ないようです。
<まとめ
Wix(ウィックス)のメリット・デメリットをよく理解したうえで、自分に合ったツールを選択しましょう。
それぞれにいい面、悪い面がありますので、自分のコンテンツやスキルにマッチしたツールを選択するといいでしょう。
サイトを簡単に作成したい人や、デザイン製を重視する人ならWix(ウィックス)はオススメです。
バックアップ機能がないことや、データ移管が出来ない等の点から私はWordPressを選択しています。
あくまであなたに合ったものを選択することが重要です。